父親は一家の大黒柱という言葉がいつの間にか姿を消してしまいました。皆、平等という考え方からでしょうか。船子ばかりいますとやはりうまくいきません。船頭がいないと上手に進めることができないものです。任せた、任せられたという信頼関係が大切です。
著者は次のようにお話を結んでいます。子育てと幸せが重なりあうから、人類はここまで進化してきました。子育ては幸せの源でした。これからもそうでなければいけません。
それが今先進国と言われている社会で崩れ始めています。どうすれば子育てに幸せを取り戻せるかを考えなければならない不思議な時代に私たちは生きています。